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東京大学 2011年度
文系数学 第3問

問題

を2つの正の整数とする。整数で条件

を満たすものを考え,このようなの形に並べたものをパターンと呼ぶ。各パターンに対して

とおく。

(1) パターンのうち,となるものの個数を求めよ。また,となるパターンの個数を求めよ。

以下の場合を考える。

(2) 以下の整数とする。パターンでとなるものの個数を求めよ。

出典:東京大学 2011年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問

方針

重み に依存せず、 だけで決まる。したがって、まず求める の値を の条件に直す。(1) は または という端の条件なので、 はそれぞれ1通りに決まる。残りは の取り方を数える。(2) では として を固定し、 とおく。 の範囲から の範囲を決め、各 に対して 通りであることを足し上げる。 では を超えるので該当しない。

解答

(1)

まず であり、 によらない。 となる条件は すなわち である。ところが条件より だから、 となるには でなければならない。このとき を満たす整数であり、 通りである。したがって個数は である。

次に となる条件は すなわち である。条件より だから、 となるには でなければならない。このとき を満たす整数であり、 通りである。したがって個数は である。

(2)

以下 とする。このとき である。したがって すなわち と同値である。

条件より であるから、 である。したがって のときは となり、該当するパターンは存在しない。

次に とする。 より である。 から 、また であるから、 の範囲は である。この範囲の整数 個ある。

に対して、 を満たす整数であるから、その個数は である。よって求める個数は である。ここで とおくと、各項は なので、和は

である。

以上より、 の整数 に対する答えは

である。