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東京大学 2007年度
文系数学 第1問

問題

連立不等式

の表す領域をとする。

(1) を図示せよ。% 図は省略

(2) の面積を求めよ。

出典:東京大学 2007年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第1問

方針

第1不等式を, とおいて と読む。これは の間にあるという条件である。絶対値は で外し,さらに の符号で上下を決める。第2不等式は なので,各 で縦に切って,上下端のうち実際に残るものを比較する。負の側は で第2放物線が下に来すぎて領域をもたず,面積は の3区間の縦幅を積分して求める。

解答

(1)

とおく。第1の不等式は であるから, の間にある。

絶対値を外すと

である。また第2の不等式は である。

まず では であり,さらに だから,第2の不等式は上端 を削らない。したがって である。

次に では であり,第2放物線は 以上である。よって である。

さらに では であり,やはり第2放物線は 以上である。よって である。

一方, では第2放物線 が第1不等式で許される縦区間より下に来るか,または が両立しないため,面積をもつ部分は残らない。 でも同様に面積をもつ部分はない。したがって は上の3つの縦断面を合わせた領域である。

(2)

面積

である。よって求める面積は である。