問題
媒介変数表示で表される曲線をとする。
(1) のときをで表せ。
(2) 上でを満たす点を求めよ。
(3) とするとき、をで表せ。
(4) の概形を平面上に描け。
出典:東京大学 2006年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問
方針
(1)(2)は媒介変数の微分を使う。(3)は変換式へ媒介表示を代入すると が の1次式になるので消去できる。この変換は回転であり、 平面では縦軸方向に開く放物線になる。(4)は頂点、軸、原点などの通過点を元の 平面へ戻して描く。
解答
(1)
だから、 のとき
(2)
条件は
である。これを解くと となる。よって
(3)
媒介表示を変換式へ代入すると
したがって を消去して
(4)
(3)の座標変換は回転であり、得られた式は放物線である。平方完成すると
よって頂点を元の座標へ戻すと (2)の点 となる。軸は方向ベクトル をもち、方程式は
である。また で原点、 で 、 で を通る。したがって概形は次の通りである。