問題
直線上に,赤と白の旗をもった何人かの人が,番号をつけて並んでいる.番号0の人は,赤と白の旗を等しい確率で無作為にあげるものとし,他の番号の人は,番号の人のあげた旗の色を見て,確率で同じ色,確率で異なる色の旗をあげるものとする.
このとき,番号0の人と番号の人が同じ色の旗をあげる確率を求めよ.
出典:東京大学 1983年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第4問
方針
番号 の人が番号0の人と同じ色か、異なる色かだけに注目する。次の人が同じ色になる場合は、直前が同じ色で同じ旗を選ぶ場合と、直前が異なる色で異なる旗を選ぶ場合の2通りである。これにより一次漸化式を作り、 を引いて等比型に直す。
解答
番号0の人と番号 の人が同じ色の旗をあげる確率を とする。番号 の人が番号0の人と同じ色である場合、番号 の人が番号0の人と同じ色になるには、番号 の人と同じ色をあげればよい。その確率は である。
一方、番号 の人が番号0の人と異なる色である場合、番号 の人が番号0の人と同じ色になるには、番号 の人と異なる色をあげればよい。その確率は である。
したがって である。整理すると を得る。
また番号0の人は自分自身とは必ず同じ色なので である。ここで とおくと となる。さらに であるから である。
よって である。