過去問データベース 過去問を探す

東北大学 2015年度
後期・理系数学 後期 第6問

問題

を自然数とし、

とおく。ただし、対数は自然対数とする。

(1) 実数に対し、次の不等式が成り立つことを示せ。

(2) 次の不等式が成り立つことを示せ。

(3) 導関数を求めよ。

(4) 極限値を求めよ。

出典:東北大学 2015年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第6問

方針

(1)は とおき、基本不等式 に帰着する。(2)は(1)を に適用し、 で上から評価する。(3)は合成関数の微分である。(4)は を部分積分して、 と同じ積分が現れる形に変形し、(2)から を使う。

解答

(1)

とおくと であり、 である。一方、 とおくと であり、基本不等式 より である。したがって

が成り立つ。

(2)

では なので であり、したがって である。また(1)に を代入すると

である。分母は だから である。よって である。

(3)

合成関数の微分により

である。したがって

である。

(4)

まず を変形する。

である。分子を有理化して だから である。

次に を部分積分する。(3)より

である。したがって

である。上で得た式と比較して となる。よって である。

(2)より だから である。したがって

である。