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東北大学 2014年度
文系数学 前期 第4問

問題

実数に対して

とおく。

(1) を用いて表せ。

(2) を満たしながら変化するとき,の最大値と最小値,およびそのときのの値を求めよ。

出典:東北大学 2014年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第4問

方針

(1) は を展開し、 を使って を取り出す。(2) は を固定したとき、(1) から の関係を得る。 により の範囲を出し、最大・最小が実際に達成できることを確認する。等号成立時は 、すなわち が同じ向きであることから を求める。

解答

(1)

である。両方を2乗して足すと

である。したがって である。

(2)

とする。(1)より である。常に だから である。これを整理すると である。したがって である。

次に、この両端が実際に達成されることを確認する。 となるには すなわち であればよい。これは が同じ向き、つまり三角比が同じ値になる場合に実現できる。このとき であるから である。 より なので である。このとき だから である。 のとき であり、これが最大値である。 のとき であり、これが最小値である。

よって最大値は で、そのとき である。最小値は で、そのとき である。