東北大学 2013年度
後期・文系数学 後期 第4問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 文系
- 分野
- ベクトル、図形と方程式
- 解法
- ベクトル成分計算、内積の利用、面積計算
- 難易度
- 6 / 10 計算量 6 / 10 目安 —
問題
1辺の長さが1の正四面体OABCにおいて,辺OAを3:1に内分する点をD,辺OBを2:1に内分する点をE,辺ACを2:1に内分する点をFとする。3点D,E,Fが定める平面をαとし,平面αと辺BCとの交点をGとする。
(1) OGをOBとOCを用いて表せ。
(2) △EFGの面積を求めよ。
出典:東北大学 2013年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第4問
方針
正四面体の3辺 OA,OB,OC を基底として、点 D,E,F,G の位置ベクトルを表す。G は辺 BC 上にあるので (1−u)OB+uOC と置き、D,E,F,G が同一平面上にある条件を係数比較で求める。面積は EF と EG の内積から、∣EF∣2∣EG∣2−(EF⋅EG)2 を使って計算する。
解答
(1)
とおく。正四面体の1辺の長さは 1 なので
∣a∣=∣b∣=∣c∣=1,a⋅b=b⋅c=c⋅a=21
である。
点の位置ベクトルは
OD=43a,OE=32b,OF=31a+32c
である。また G は辺 BC 上にあるので OG=(1−u)b+uc とおける。 D,E,F,G が同一平面上にあるから、DG は DE と DF の一次結合で表せる。すなわち DG=λDE+μDF とおく。各ベクトルを a,b,c で表すと
DE=−43a+32b,DF=−125a+32c
である。係数を比較すると
1−u=32λ,u=32μ,−43=−43λ−125μ
である。これを解くと u=43 である。したがって
である。
(2)
であり、
である。内積関係を用いると
∣EF∣2=95,∣EG∣2=14461,EF⋅EG=94
である。
よって三角形の面積の2乗は
[△EFG]2=41(∣EF∣2∣EG∣2−(EF⋅EG)2)
である。代入して
[△EFG]2=41(95⋅487−8116)=518449
となる。したがって [△EFG]=727 である。