東北大学 2013年度
後期・文系数学 後期 第2問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 文系
- 分野
- 三角関数、方程式・不等式
- 解法
- 解と係数の関係、三角比の利用、一意性証明
- 難易度
- 4 / 10 計算量 4 / 10 目安 —
問題
2次方程式4x2+2x−1=0の2つの解をα,β (α>β)とする。
(1) α=cosθとなる角θが,3π≦θ≦2πの範囲に1つだけ存在することを示せ。
(2) (1)のθについて,β=cos2θが成り立つことを示せ。
(3) (1)のθの値を求めよ。
出典:東北大学 2013年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第2問
方針
まず2次方程式を解いて α,β を具体的に表す。cosθ は [π/3,π/2] で 1/2 から 0 へ単調に減少するため、0<α<1/2 を示せば存在と一意性が従う。次に 4α2+2α−1=0 を使って 2α2−1=β を示し、2倍角公式から 2θ を決める。
解答
(1)
2次方程式 4x2+2x−1=0 の解は x=8−2±4+16=4−1±5 である。α>β より α=4−1+5,β=4−1−5 である。
ここで 2<5<3 だから 0<4−1+5<21 すなわち 0<α<21 である。一方、θ が π/3≦θ≦π/2 を動くとき、cosθ は 1/2 から 0 まで単調に減少する。したがって α=cosθ となる θ はこの範囲にただ1つ存在する。
(2)
α は方程式の解なので 4α2+2α−1=0 である。したがって 2α2−1=−α−21 である。α=(−1+5)/4 を代入すると
−α−21=−4−1+5−21=4−1−5=β
である。
(1) より α=cosθ だから、2倍角公式を用いて cos2θ=2cos2θ−1=2α2−1=β を得る。
(3)
π/3≦θ≦π/2 なので 32π≦2θ≦π である。また β=4−1−5=−41+5=cos54π である。cosx は [0,π] で単調に減少するので、2θ=54π である。したがって θ=52π である。