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東北大学 2004年度
後期・文系数学 後期 第4問

問題

とする.複素数に対し,とおき,の実部と虚部をそれぞれとする.

(1) で表せ.

(2) で表せ.

(3) で表せ.

出典:東北大学 2004年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第4問

方針

指定範囲では が除かれているので である。 を半角で と表すと、 の偏角と大きさが同時に分かる。(1)(2)は の実部と絶対値を読み取り、(3)は の式を作って を消去する。分母 が正であることも確認する。

解答

(1)

なので であり、 である。また

である。したがって

となる。よって であるから、実部は である。

(2)

上の式より である。ここで であり、指定範囲では だから である。

(3)

(1)で得た式から虚部は である。したがって

となる。一方、

である。これは(1)の に等しいから、 である。

別解。 を用いて とおいてもよい。分母は より であり、分子の実部は

である。したがって同じく が得られる。