過去問データベース 過去問を探す

東北大学 2004年度
後期・文系数学 後期 第2問

問題

次の式で表される放物線をとする.

の頂点をとし,軸との交点をとする.の範囲を動くとき,次の問いに答えよ.

(1) 頂点の軌跡の方程式を求めよ.

(2) との距離の最小値を求めよ.

出典:東北大学 2004年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第2問

方針

放物線の頂点を平方完成で求める。定数項の分母は であり、指定範囲では なので式変形してよい。頂点は となるため、軌跡は の右枝である。距離は の座標を出して の式に直し、最小値と等号成立を確認する。

解答

(1)

与えられた範囲では であり、また である。放物線を と見ると、頂点の 座標は である。頂点の 座標は、平方完成により

である。したがって である。

ここで , とおくと である。また では だから である。逆に、, を満たす点は で、 に対して となる がこの範囲にただ1つ存在し、そのとき となる。よって軌跡は である。

(2)

軸との交点なので、 を代入して

である。したがって との差を取ると、横方向の差は 、縦方向の差は である。よって である。 とおくと、 より であり、 である。 は増加するので、最小は 、すなわち のときである。このとき であるから、求める最小値は である。