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東北大学 2002年度
後期・文系数学 後期 第4問

問題

2つの放物線

と1点ずつを共有する放物線

を考える.の共有点をとする.このとき,であることを示せ.さらに,線分の傾きをのみの式で表せ.

出典:東北大学 2002年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第4問

方針

Cが とそれぞれ1点だけ共有することは、それぞれの点で接することを意味する。接点のx座標を とし、微分係数の一致から を得る。この2式の差で を示し、さらに接点のy座標の一致を使って を導き、傾きを求める。

解答

の共有点を とし、 の共有点を とする。それぞれ共有点が1点だけなので、放物線はその点で接している。

まず微分係数を比較する。 の接点 における傾きは である。一方、 の同じ点での傾きは である。したがって である。

同様に、 の接点 における傾きは なので である。2式を引くと を得る。もし なら となり、条件 に反する。よって である。

次に接点のy座標の一致を用いる。上で得た接線条件から である。したがって であり、同様に である。よって である。

また なので である。これを代入すると である。ここで だから であり、 より である。

線分 の傾きは である。分子を整理すると であるから、傾きは である。