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東北大学 2000年度
文系数学 前期 第4問

問題

2つの正の数に対し,平面上の3点をとする.である各に対し,線分に内分する点をそれぞれとし,さらに線分に内分する点をとし,点の描く直線をとする.ただし,とする.

(1) 曲線で表せ.

(2) 2点を結ぶ直線の方程式を求め,が,点で曲線に接することを示せ.

(3) 三角形内で直線が通る点の領域を図示し,その面積を求めよ.ただし,は点を通る直線とし,は点を通る直線とする.

出典:東北大学 2000年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第4問

方針

内分点をすべて で座標化し、まず の軌跡を媒介変数表示から消去する。次に の直線の傾きと、得られた放物線の接線の傾きを比較して接線性を示す。最後の通過領域は、三角形 の内部で放物線より上の部分になるので、三角形の面積から放物線下の面積を引いて求める。

解答

(1)

に内分する点だから である。同様に である。さらに に内分するので であり、座標は となる。

ここで だから

である。 より なので、曲線 である。

(2)

直線 を通る。傾きは である。したがって、 を通る形で と書ける。整理すれば である。

一方、曲線 の媒介変数表示から なので、 における接線の傾きは である。また は線分 上の点であるから、直線 上にある。よって は点 で曲線 に接する。

(3)

三角形 の上側の境界は、 で直線 で直線 である。 は曲線 の接線であり、この放物線は上に凸、すなわち下向きの放物線なので、接線は放物線の上側にある。したがって、三角形内で が通る点の領域は、三角形 の内部のうち を満たす部分である。

三角形 の面積は である。また放物線と 軸で囲まれる部分の面積は

である。よって求める面積は である。

別解。点 がある接線 上にある条件を、 についての方程式と見ると である。これが実数 をもつための判別式条件を整理すると が得られる。これは上の領域判定と一致する。