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東北大学 1999年度
後期・文系数学 後期 第2問

問題

2つの角 が,をみたすとする.

(1) の値を求めよ.

(2) の最小値と,そのときのの値を求めよ.

出典:東北大学 1999年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第2問

方針

とおくと、条件は になる。さらに を使えば(1)は平方の形に整理できる。(2)は を条件 のもとで最小化する。微分してもよいし、接線の傾きが一致する条件から を導いてもよい。

解答

(1)

とおく。 なので であり、条件は である。

また であり、

である。したがって

よって である。

(2)

であり、 である。 とおくと、 である。微分すると である。内部で最小をとる点では だから である。両辺は正なので、両辺を2乗して整理すると となり、 である。 より であり、 を得る。

このとき である。端に近づくと、 では では であり、いずれも より大きい。したがって最小値は である。 だから であり、角はともに第1象限なので である。

別解。 は点 が直線 上を動くときの、2つの曲線的な距離の和である。最小点では、制約直線に沿って少し動かしたときの増減が釣り合うため、上の微分条件 が出る。正の範囲ではこの関数は単調増加なので、直ちに と分かる。