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大阪大学 2013年度
文系数学 第3問

問題

曲線と直線で囲まれる部分の面積が最小となるように定数の値を定めよ.

出典:大阪大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問

方針

絶対値の折れ目 で曲線を左右の放物線に分け、直線との差が0になる点を調べる。右側に囲まれる部分は のとき、左側に囲まれる部分は のときに現れる。 では左右の面積の和を の関数として最小化し、外側の範囲では片側だけの面積が大きくなることを確認する。別解として、 の和が一定であることから、凸性で左右の幅が等しいときに最小と見ることもできる。

解答

曲線を とする。 では なので である。直線 との差は である。したがって右側 に囲まれる部分ができるのは 、すなわち のときであり、その面積は

である。

一方、 では なので である。直線との差は である。左側 に囲まれる部分ができるのは 、すなわち のときであり、その面積は である。

したがって のとき、囲まれる部分の面積は である。微分すると である。よって で最小となる。このとき面積は である。

また、 のときは左側だけに囲まれる部分ができ、その面積は である。 のときは右側だけに囲まれる部分ができ、その面積は である。これらは のときの面積9より大きい。

したがって面積が最小となるのは である。

別解。 では右側の幅を 、左側の幅を とおくと であり、面積は である。 のもとで だから、面積を最小にするには を最大にすればよい。和が一定の2数の積は等しいとき最大なので である。したがって より を得る。