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大阪大学 2011年度
後期・理系数学 後期 第4問

問題

座標平面上に原点を中心とする半径1の円がある。点を通る直線がの範囲にある点において円と接するとする。自然数に対して点を通る本の直線で等分する。これらの直線を直線となす角が小さいものから順にとし、直線と円の2つの交点のうち点に近い方を、他方をとする。

(1) を用いて表せ。

(2) を求めよ。

出典:大阪大学 2011年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問

方針

直角三角形 から を求め、 の方向角を とする。点 から 上を距離 だけ進んだ点を座標表示し、円との交点条件を の二次方程式にする。2根が なので、和と差から平方差を求める。(2)は に関する区分求積和へ直し、 で積分する。

解答

(1)

は円の接線なので である。 より、直角三角形

であるから である。したがって となす角を とすると

から に沿って距離 だけ進んだ点の座標は

である。これが円 上にある条件は

である。その2根は であり

よって

(2)

とおく。(1)より求める極限は

ここで とおくと であり、積分区間は となる。したがって

最後の積分は半径1の円の第1象限部分の面積である。よって求める極限は

である。