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大阪大学 2009年度
文系数学 第2問

問題

平面上の三角形を考え,とおく.辺に内分する点をとし,となる点をとする.が直交し,が直交するとき,次の問いに答えよ.

(1) を求めよ.

(2) の値を求めよ.

(3) の交点をとするとき,を用いて表せ.

出典:大阪大学 2009年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

2つの直交条件を内積で式にする。まずからで表し,角度を決める。次にから長さの比を求め,定義式でを出す。交点PはAD上とBC上の2通りにパラメータ表示し,の係数を比較して決める。座標を置く別解も自然で,検算に使いやすい。

解答

(1)

とおく。三角形を考えているのでである。点Cは辺OAをに内分するから である。また定義より である。

条件を内積で表すと である。したがって であり,を代入して を得る。よって

である。三角形の内角なので である。

(2)

条件より である。したがって すなわち である。一方,(1)で を得ているので となる。より である。したがって である。

(3)

PがAD上にあることから,実数を用いて

と書ける。またPがBC上にあることから,実数を用いて

と書ける。 は三角形をつくる2辺の方向ベクトルなので平行ではない。したがって係数を比較できる。を用いると である。第1式からであり,これを第2式に代入すると となる。よって である。したがって

である。よって である。

別解。(1)(2)で得たを使って座標を置く。たとえば としてよい。このとき

である。直線ADはであり,直線BC上の点は と表せる。これがを満たすにはであるから である。これをとおくと,座標から

であり,座標から となる。よって同じく を得る。