問題
点 は原点から出発し、傾き の直線に沿って 座標が増える向きに格子点から格子点へ進む。ただし常に とする。 に至る経路数を 、 に至る経路数を とする。
(1) を で表せ。
(2) が等比数列となる をすべて求めよ。
(3) の一般項を求めよ。
(4) を求めよ。
出典:大阪大学 2001年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問
方針
偶数の 座標では高さは0または2だけなので、この二状態の2歩遷移を数える。(2)は が遷移行列の左固有ベクトルとなる条件を立てる。二つの等比数列を連立して一般項を得る。
解答
(1)
で高さ0にいる経路は、次の2歩で高さ0へ1通り、高さ2へ1通り進める。高さ2にいる経路は、高さ0へ1通り、高さ2へ2通り進める。従って
また では である。
(2)
これが の定数倍になるには、その公比を として
が必要である。消去すると
従って
どちらも実際に上の係数比較を満たす。
(3)
とおく。、 であり、初期値から
この二式を解くと
(4)
だから