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大阪大学 2001年度
文系数学 第1問

問題

座標平面上の4点

を頂点とする長方形をとする.またに対し,原点,点,および点の3点を頂点とする三角形をとする.

(1) の内部との内部との共通部分の面積を求めよ.

(2) の範囲で動くとき,を最大にするの値と,そのときの最大値を求めよ.

出典:大阪大学 2001年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第1問

方針

の高さを とおくと、三角形 の上側の境界は、 では直線 では直線 で与えられる。長方形 の縦長領域なので、 が1と2をまたぐ位置によって、積分すべき上端の式が変わる。したがって に分け、各区間で面積を一次式または二次式として求める。最大値は3つの式をそれぞれ調べ、中央の二次関数の頂点が範囲内に入るかを確認する。

解答

(1)

座標を とおく。 なので である。直線 の方程式は であり、直線 の方程式は である。長方形 では であり、また だから、三角形の上端までの高さを積分すれば共通部分の面積が得られる。

まず のとき、 はすべて にあるので、上端は直線 である。したがって である。

次に のとき、 では直線 では直線 が上端になる。よって である。各項を計算すると かつ であるから となる。

最後に のとき、 はすべて にあるので、上端は直線 である。したがって である。

以上より

である。

(2)

では だから、この範囲での最大値は のときの である。 では だから、この範囲での最大値は のときの である。

中央の範囲では であり、これは上に凸の二次関数である。頂点は で、これは に含まれる。このとき

である。 なので、全体での最大値は であり、それを与える である。

別解。中央の場合 は、共通部分を左の台形と右の台形に分けてもよい。左側の幅は 、左右の高さは であるから面積は である。右側の幅は 、左右の高さは であるから面積は である。 を代入して足すと、同じく を得る。積分を使わずに面積公式だけで処理しても、場合分けの境目は で変わらない。