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大阪大学 2000年度
文系数学 第2問

問題

を実数,とする.は虚数単位)が方程式の解であるとき,の値を求めよ.

出典:大阪大学 2000年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

複素数 をそのまま代入し、実部と虚部を比較する。虚部は となり、条件 から が得られる。これを実部の式へ代入して だけの3次方程式にし、因数分解で実数解を決める。係数が実数であることを使い、共役解と解と係数の関係から解く別解も自然に成立する。

解答

が方程式 の解であるから である。

まず である。また だから、実部と虚部を比較して および を得る。

虚部の式は である。条件より なので である。これを実部の式へ代入すると となる。整理して すなわち である。左辺は と因数分解できる。2次式の判別式は であるから、実数解は だけである。したがって より である。よって求める値は である。

別解。方程式の係数は実数なので、 が解なら も解である。残りの実数解を とすると、解と係数の関係より であるから である。また、2つずつの積の和は の係数 に等しいので である。すなわち であり、 を代入して を得る。さらに3解の積は だから である。 を代入すると であり、 から すなわち となる。以後は上と同じく を得る。