問題
実数に対して,を越えない最大の整数をで表す. に対して,数列を,のときとなるに対してと定める.
次の問いに答えよ.
(1) 数列の一般項を求めよ.
(2) すべての自然数に対してが成り立つことを示せ.
(3) を求めよ.
出典:大阪大学 1999年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問
方針
定義の不等式を平方して を決める。(2) は を格子点の個数と見て二重計数し、(3) は得られた恒等式と平方和を用いる。
解答
(1)
に対し
は
である。これは
と同値だから
も含めて
である。
(2)
は
を満たす整数 の個数である。従って
は整数対 で
を満たすものの個数である。 を固定するとその個数は
一方 だから
これを で足すと
(3)
(2)と(1)より