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大阪大学 1999年度
文系数学 第2問

問題

放物線上の原点以外の点におけるの接線をとし,を通りと直交する直線をとする.また,が再び交わる点をとし,におけるの接線をとする.さらに,との交点をとする.

(1) 点について,の式で表せ.

(2) となる点座標の範囲を求めよ.

出典:大阪大学 1999年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

座標を とおき、接線 と法線 を式で表す。法線と放物線のもう1つの交点 は、 を使って因数分解的に求める。 における接線 の交点 は、放物線の2つの接線の交点公式 で出せる。最後は を二乗して比較し、 に注意して不等式を に帰着する。

解答

(1)

座標を とおく。 は原点以外の点なので である。放物線 の導関数は だから、 における接線 すなわち である。これに直交する直線 の傾きは なので である。 と放物線が再び交わる点を とおく。 上にあるから である。左辺を因数分解して となる。 とは異なるので であり、両辺を で割って を得る。したがって である。

における接線 である。 の交点を とすると であるから、 より である。これを の式に代入して である。 より だから、求める関係は である。

(2)

距離を二乗して比較する。まず

であるから である。整理すると である。

次に であり、法線の傾きが であることから である。よって

である。

したがって と同値である。 かつ なので、両辺に をかけて を得る。よって点 座標の範囲は である。