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大阪大学 1998年度
文系数学 第2問

問題

単位円周上の3点を考える.からまで動くときがとる値の範囲を求めよ.

出典:大阪大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

単位円上の2点間距離は、中心角の差だけで決まる。 の中心角差は の中心角差は なので、それぞれの弦長の2乗を の形にする。あとは とおいて、 上の二次関数の最大・最小を端点と頂点で調べる。

解答

単位円上の偏角 の2点間の距離の2乗は である。展開すると

となる。

したがって、 の偏角差は の偏角差は なので である。よって である。

ここで とおくと、 から まで動く間に のすべての値をとる。また であるから となる。 である。したがって最大値は のとき である。一方、この二次関数は上に凸なので、最小値は区間 の端点で調べればよい。 のとき であり、 のとき である。よって最小値は である。

以上より、求める値の範囲は である。

別解。弦長公式 を用いると である。 とすれば なので、同じく に帰着する。