過去問データベース 過去問を探す

大阪大学 1997年度
後期・理系数学 後期 第3問

問題

とする。各試行でこの3ベクトルから等確率で1つを選び、回中の出現回数をとする。

(1) の必要十分条件がであることを示せ。

(2) のときとなる確率について、と一般のを求めよ。

(3) を示し、を求めよ。

出典:大阪大学 1997年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問

方針

成分比較で零ベクトル条件を確定する。条件を満たす出現回数は一意なので、その並べ方を数え、隣接項比を直接比較して極限を評価する。

解答

(1)

成分を比較すると

第2式から、これを第1式に入れてを得る。逆にならより等式が成り立つ。従って必要十分条件である。(2)(1)とより、零ベクトルとなるのは

のときに限る。従って

特に

(3)

隣接項比は

一方、

であるから、では

これをからまで用いると

右辺は0に収束するので、はさみうちにより