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大阪大学 1997年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

自然数に対しとする。

(1) を示し、を示せ。

(2) と、におけるの漸化式を求めよ。

(3) を示せ。

(4) どの自然数についてもが整数でないことを示せ。

出典:大阪大学 1997年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

微分で被積分関数を評価し、部分積分で漸化式を作る。漸化式を階乗で割って和をとり、最後はを使う。

解答

(1)

であるから、で単調増加する。より

さらにではなので、区間の長さが1であることから

(2)

直接積分して

またについて部分積分すると

(3)

前式をで割ると

これをから2まで繰り返し、を用いれば

(4)

(3)を変形すると

右辺第1項は整数であり、(1)よりである。従っては整数と整数の間にあり、整数ではない。