大阪大学 1995年度
後期・理系数学 後期 第1問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 理系
- 分野
- 微分、積分、図形と方程式
- 解法
- 恒等式比較、面積計算、対称性の利用、座標設定
- 難易度
- 7 / 10 計算量 7 / 10 目安 —
問題
f(x)=x4/4+a1x3+a2x2+a3x+1がα<β<γで極値をとる。対応する点をA,B,Cとする。
(1) a1,a2,a3を求めよ。
(2) 直線ABの傾きを因数分解した形で求めよ。
(3) α,β,γが等差数列でAB⊥BCのときβ−αを求めよ。
(4) さらにfが偶関数のとき、A,B,Cを通り軸がy軸に平行な放物線を求めよ。
出典:大阪大学 1995年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問
方針
f′を3根で因数分解して係数比較する。弦の傾きはf′の定積分の平均として計算し、等差条件で簡単化する。偶関数条件から3根の配置を確定する。
解答
(1)
f′(x)=x3+3a1x2+2a2x+a3=(x−α)(x−β)(x−γ).
係数比較から
a1=−3α+β+γ,a2=2αβ+βγ+γα,a3=−αβγ.
(2)
d=β−α、e=γ−βとおく。x=α+tとして
β−αf(β)−f(α)=d1∫0dt(t−d)(t−d−e)dt=12d2(d+2e).
従って傾きは
12(β−α)2(2γ−α−β).
(3)
等差数列ならd=e=h>0で、ABの傾きはh3/4。同様にBCの傾きは−h3/4である。直交条件から−h6/16=−1、従って
β−α=h=22/3.
(4)
fが偶関数なのでa1=a3=0、3つの極値点はα=−h,β=0,γ=hである。f′(x)=x(x2−h2)よりf(x)=x4/4−h2x2/2+1。従ってB=(0,1)、A,Cの高さは1−h4/4である。求める放物線をy=1+kx2とするとkh2=−h4/4だから
y=1−4h2x2=1−22/3x2.