岡山大学 2016年度
文理共通数学 第4問(別問題)
- 試験区分
- 前期
- 対象
- 文理共通
- 分野
- 三角関数、微分、方程式・不等式
- 解法
- 増減表、三角比の利用、範囲評価
- 難易度
- 5 / 10 計算量 4 / 10 目安 16分
問題
関数f(x)=8x3−6x−1について,以下の問いに答えよ.
(1) f(x)=0を満たす実数xの個数を求めよ.
(2) a=cos95πとするとき,f(a)の値を求めよ.
(3) 不等式
−51<cos95π<−61
を証明せよ.
出典:岡山大学 2016年度 前期 文理共通 第4問
方針
(1)は微分して極大値・極小値の符号を見る。(2)は8cos3θ−6cosθ=2cos3θを使う。(3)はa=cos(5π/9)が(−1/2,1/2)にある根であることと,その区間でfが単調減少であることから,−1/5と−1/6での符号を比べる。
解答
(1)
f′(x)=24x2−6=6(2x−1)(2x+1)
である。したがってx=−21で極大,x=21で極小となる。
f(−21)=1,f(21)=−3
である。またx→−∞でf(x)→−∞,x→∞でf(x)→∞である。よってグラフはx軸と3回交わる。したがってf(x)=0を満たす実数xの個数は3個である。
(2)
a=cos95πとする。三倍角の公式より
8a3−6a=2(4a3−3a)=2cos35π
である。cos35π=21だから
f(a)=8a3−6a−1=2⋅21−1=0
である。
(3)
2π<95π<32πであるから
−21<cos95π<0
である。この区間ではf′(x)=24x2−6<0となるので,f(x)は単調減少である。
ここで
f(−51)=8(−1251)−6(−51)−1=12517>0
であり,
f(−61)=8(−2161)−6(−61)−1=−271<0
である。(2)よりf(cos95π)=0であり,fはこの区間で単調減少だから
−51<cos95π<−61
である。