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名古屋大学 2006年度
文系数学 第1問

問題

をみたす実数に対して,平面上に次の連立不等式で表される3つの領域を考える.

は連立不等式で表される領域

は連立不等式で表される領域

は連立不等式で表される領域

(1) 領域の面積を求めよ.

(2) (1)で求めた面積を最小にするの値と,その最小値を求めよ.

出典:名古屋大学 2006年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第1問

方針

2つの領域は放物線と直線で囲まれるので,まず交点をすべて整理し,面積を積分で表す。直線 の交点は ,直線 の交点は である。 では, の細い部分, に分けて計算できる。最後に得られた三次式を微分し,端点と内部の臨界点を比較する。

解答

とする。 で交わるから, の面積は

である。

次に を考える。 では では かつ である。 では では であるから,上端の曲線は で入れ替わる。また である。したがって

よって求める面積の和を とすると である。微分すると であり, にある臨界点は だけである。さらに だから,この点で最小になる。端点値を比べても であり,内部の臨界点が最小候補である。 とおくと, なので

したがって最小値は であり,そのとき である。