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名古屋大学 2005年度
後期・理系数学 後期第3問

問題

とする.
曲線は自然数)の部分と軸で囲まれる図形の面積をとする.つぎの各問に答えよ.

(1) の範囲で,を満たすの値およびの極大値を与えるの値を求めよ.

(2) 不定積分を求めよ.

(3) 面積を求めよ.

(4) 無限級数の和を求めよ.

出典:名古屋大学 2005年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期第3問

方針

絶対値があるため, では では と符号を分ける。(1)の極大点は各区間で微分し, またはその符号反転から求める。(2)の不定積分は, 型を微分して係数比較する。(3)は各区間を と置き換えると,面積が 倍になる。最後は等比数列の和を取る。

解答

(1)

であり, なので, と同値である。したがって では である。

次に極大値を与える を求める。 では なので である。微分すると である。よって であり, では である。符号を見れば,ここで極大となる。 では なので である。微分すると であり, から を得る。この区間では であり,ここで極大となる。

(2)

を求める。 を微分すると

である。したがって である。

(3)

まず1区間分を計算する。

である。 とおく。このとき であり, である。したがって

である。

(4)

(3)より は初項 公比 の等比数列である。 だから

である。