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名古屋大学 1993年度
文系数学 第3問

問題

3次関数についてであり,さらににおいてが成り立つならば,であることを証明せよ.

出典:名古屋大学 1993年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問

方針

3次関数なので は1次式である。条件 での積分が0であることを意味し,この1次式が を中心にした形 になる。あとは から を取り, の積分で表して評価する。

解答

は3次関数であるから, は1次式である。そこで とおく。条件 より である。したがって となり, である。よって と書ける。以下 とおく。 では であり,特に または である。条件 から が従う。

次に で表す。 より であり,さらに より である。積分の順序を高校範囲の面積の見方で入れ替えると,固定した に対して を動くので である。ここに を代入して となる。積分を計算すると である。したがって であり, から が成り立つ。

別解。 まで求めたあと,直接2回積分してもよい。 より であり, より である。したがって となり,同じ評価を得る。