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名古屋大学 1988年度
文系数学 第3問

問題

曲線は相異なる2点を通り,点における接線は直線で,点における接線は点において直線に直交する.このとき,次の(1),(2)に答えよ.

(1) 点座標を,点座標をとするとき,であることを証明せよ.

(2) の値を求めよ.

出典:名古屋大学 1988年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問

方針

直線 との関係を で表す。点 では かつ接するので 、点 でも直線 上にあり、接線の傾きが なので となる。 の根の重なりから を出し、最後に係数比較で を決める。

解答

(1)

とし、 とおく。

における接線が であるから、点 は直線 上にあり、さらに接線の傾きは である。したがって である。

また、点 における接線は点 において直線 に直交するので、点 も直線 上にある。よって である。

以上より、3次式 を重根にもち、さらに を根にもつ。 は相異なるから であり、最高次の係数が1であることから と書ける。ところが には の項がない。したがって根の和より であり、 である。

(2)

における接線は に直交するので、傾きは である。したがって であり、 である。

(1)より なので である。これを微分して を代入すると となる。よって であるから である。

また である。これと を比較すると である。 より であり、 から である。したがって である。

別解。 がともに 上にあることから である。差を取ると であり、 だから である。一方、接線の傾きから である。 を代入すると となり、 である。 なので、やはり を得る。