問題
サイコロを回投げたとき少なくとも1回偶数の目が出る確率をとおく.回投げたとき6の目が少なくとも1回出る確率を以上にするには,をどのようにとればよいか.,として計算し,答の中の数値は小数第2位を4捨5入して小数第1位まで求めよ.
出典:名古屋大学 1985年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問
方針
どちらの確率も「一度も出ない」余事象で表す。偶数が少なくとも1回出る確率は ,6が少なくとも1回出る確率は である。大小を整理して にし,常用対数を取る。指定された だけで を作る。
解答
回サイコロを投げたとき,偶数の目が1回も出ない確率は である。したがって,少なくとも1回偶数の目が出る確率は である。
一方, 回投げたとき,6の目が1回も出ない確率は であるから,6の目が少なくとも1回出る確率は である。
これが 以上である条件は である。両辺を整理すると である。両辺は正であり,常用対数を取ると である。両方とも負なので符号に注意して を得る。
したがって であればよい。ここで であり,
であるから である。与えられた値を代入すると である。よって である。
指定に従って小数第2位を四捨五入し,小数第1位までで表すと である。より正確には である。