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九州大学 1982年度
文系数学 第4問

問題

3次関数は実数)はで極大値33, で極小値1をとるとする.このとき,次の(1),(2)に答えよ.

(1) の値を求めよ.

(2) 曲線と直線で囲まれた図形の面積を求めよ.

出典:九州大学 1982年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第4問

方針

極小値が である点 では かつ が成り立つ。この二式から を得て、もう一方の停留点 を求める。極大値33の条件で を決める。面積は、直線 との交点が であることを確認し、 を計算する。

解答

(1)

であるから で極小値1をとるので である。まず より だから で割って を得る。また より 二つの式を引くと であり、 なので これを に代入して を得る。

したがって これは と因数分解できる。よってもう一方の停留点は この点で極大値33をとるので を用いて計算すると したがって であり、 より したがって (2)

(1)より である。したがって 直線 との交点は より である。 では なので、曲線は直線 の上側にある。

したがって囲まれた図形の面積は である。展開して だから 計算すると よって面積は である。

別解の視点

極大点 は面積の積分区間の端点ではない。直線 との交点を求めると であり、 は極小点で接している。囲まれた領域は 全体であるため、ここを取り違えないことが重要である。