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京都大学 2014年度
文系数学 第4問

問題

次の式

で定められる数列を考える.

(1) 数列の一般項を求めよ.

(2) 次の不等式

を満たす最小の自然数を求めよ.ただし,であることは用いてよい.

出典:京都大学 2014年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第4問

方針

漸化式を と直し、 が初項1、公比2の等比数列であることから一般項を求める。(2) では と変形し、条件を指数 の大きさに帰着させる。 では足りないことを与えられた対数の上側評価で示し、 では より十分大きいことを示して、最小性を確定する。

解答

(1)

漸化式 は、両辺から1を引くと となる。ここで であるから、数列 は初項1、公比2の等比数列である。したがって であり、 である。

(2)

(1) より

である。よって求める条件は である。

まず のとき、 である。与えられた上側の評価を用いると である。したがって であり、もちろん である。よって では条件を満たさない。

次に のとき、 である。ここで であるから、二項展開の正の第2項まで見れば が成り立つ。したがって であり、 は条件を満たす。 では満たさず、 では満たすので、求める最小の自然数は である。