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京都大学 2013年度
理系数学 第5問

問題

平面内で,軸上の点を中心とする円が2つの曲線

とそれぞれ点,点で接しているとする.さらに軸に関して対称な位置にある正三角形であるとする.このとき3つの曲線で囲まれた部分の面積を求めよ.
ただし、2つの曲線がある点で接するとは、その点を共有し、さらにその点において共通の接線をもつことである。

出典:京都大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第5問

方針

対称性から接点を 、中心を と置く。接線条件は「半径と接線が垂直」という形で使い、正三角形条件は の高さが であることから使う。この2条件を比較して を決める。面積は対称性で2倍し、 において円の下側の弧と の差を積分する。

解答

対称性より、接点を とおける。ただし である。また円の中心を とおく。

曲線 における接線の傾きは である。一方、半径 の傾きは である。接線と半径は垂直だから である。よって を得る。

また、 は正三角形である。底辺 の長さは なので、その高さは である。したがって である。

2つの式を比べると であり、 より となる。したがって である。このとき であり、正三角形の一辺の長さから円の半径は である。

求める領域は 軸に関して対称である。 では、円の下側の弧は であり、下側の境界は である。したがって面積

である。

まず である。また だから である。さらに なので である。

以上より

である。