問題
整式と実数が
をみたすとき,このとを求めよ.
出典:京都大学 2009年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問
方針
右辺がの2次式なので,まず両辺をで微分し,未知の定積分を定数として扱う。,と置くと,微分後の式からが1次式であることが分かる。そこでとおき,をで表して係数比較する。最後にを代入してを計算する。
解答
とおく。すると であるから,与えられた等式は と書ける。
両辺をで微分すると である。したがって となり,は1次式である。
そこで とおく。このとき
である。また微分後の式 にを代入して係数を比較すると である。すなわち
である。整理すると となる。よって である。したがって である。
次にを求める。元の式にを代入すると である。したがって
である。