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京都大学 2008年度
理系数学 第5問

問題

次の式で与えられる底面の半径が2,高さが1の円柱を考える.

平面上の直線を含み,平面との角をなす平面のうち,点を通るものをとする.円柱を平面で二つに分けるとき,点を含む方の体積を求めよ.

出典:京都大学 2008年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第5問

方針

平面 は直線 を含むので と書ける。 平面となす角が で,点 を通ることから ,すなわち である。点 が属する側は なので,円柱内では の部分だけが寄与し,高さは になる。あとは底面円の横幅 を掛けて積分する。

解答

平面 平面上の直線 ,すなわち を含む。したがって の形で表せる。

この平面と 平面のなす角は である。 平面で見ると,直線 のなす角が であり,さらに点 を通るので から である。よって である。

を満たすので,求める側は である。円柱 では でもあるから,この側に含まれる高さは, が正になる において である。 でも高さは で,円柱の上面を超えない。

底面円 において,固定した に対する の幅は より である。したがって求める体積 である。

これを計算する。

第1項は

である。第2項については,半径2の円の面積公式から であるから,

よって である。