過去問データベース 過去問を探す

京都大学 2008年度
文系数学 第4問

問題

のとき,方程式を満たすの個数を求めよ.

出典:京都大学 2008年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第4問

方針

と置き, によって方程式を の3次方程式へ変える。 の範囲は である。3次方程式を解く必要はなく,導関数でこの区間の増減を調べ,区間内の根が1個であることを示す。根が端点でないことを確認したら, で2解を持つ。

解答

とおく。このとき であり, より である。また

したがって与えられた方程式は である。両辺を整理し,符号を反転して を考えればよい。

導関数は

である。したがって において, で増加し, で減少する。

端点と極大点での値を調べると である。よって前半の区間では根を持たず,後半の区間で正から負へ1回だけ変わる。したがって許される範囲 の中に の根はただ1個あり,しかもそれは端点ではない。

最後に に戻る。 であるから, の各値に対して, で解は2個ある。今回の の根は端点ではないので,求める の個数は である。