京都大学 2002年度
後期・文系数学 後期 第2問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 文系
- 分野
- 関数、方程式・不等式
- 解法
- 置換、文字消去、微分による最大最小、範囲評価
- 難易度
- 5 / 10 計算量 5 / 10 目安 18分
問題
4y+x≦10,y≧x,y+4x≧−5が定める領域D上で、F=−2(x3+y3)+3(x2+y2)−6xy(x+y−1)+12(x+y)−5の最大値と最小値を求めよ。
出典:京都大学 2002年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第2問
方針
s=x+y,p=xy と置いて対称式を整理すると、p の項がすべて消えて F は s だけの3次式になる。三角形領域 D 上で一次式 s=x+y が取る範囲を頂点から決め、その閉区間で3次関数を最大・最小化する。
解答
s=x+y,p=xy とおく。x3+y3=s3−3ps, x2+y2=s2−2p を代入すると
F=−2s3+3s2+12s−5.
領域 D は3直線で囲まれる三角形で、その頂点は
(2,2),(−2,3),(−1,−1)
である。したがって一次式 s=x+y の範囲は
−2≦s≦4.
H(s)=−2s3+3s2+12s−5 とおくと
H′(s)=−6(s−2)(s+1).
端点と停留点での値は
H(−2)=−1,H(−1)=−12,H(2)=15,H(4)=−37.
よって最大値は 15、最小値は −37 である。