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京都大学 1998年度
理系数学 第6問

問題

を満たす定数として,曲線軸と2直線,で囲まれる図形を軸のまわりに回転して得られる立体の体積をとする.

(1) を求めよ.

(2) の値がの範囲で変化するとき,の最小値を求めよ.

出典:京都大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第6問

方針

回転体の断面半径は だが、体積では二乗するため になる。 と置いて を部分積分で求める。最小化では上端・下端がともに に依存することに注意して微分し、 となることから臨界点を決める。

解答

(1)

なので、 では であり、 は定義される。 軸のまわりに回転するので、体積は である。 とおくと、積分区間は から までになる。

まず を求める。部分積分により であり、 だから である。したがって である。ただし である。

(2)

(1)の表示を微分する。 なので すなわち である。 では である。したがって である。よって と同値である。これは すなわち である。展開すると であり、 に入る解は である。

符号も確認する。 が0に近いときは が小さく、 が大きいので である。一方、 が1に近づくと が大きくなるので である。したがって は最小となる。

このとき である。 とおくと である。よって である。 とおくと で、 である。したがって となる。ゆえに最小値は すなわち

である。