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京都大学 1997年度
後期・文系数学 後期 第5問

問題

「ス」「ミ」「テ」のカードを復元抽出し、スとミがともに出た時点で最高5回までのゲームを終了する。その時点までのテの枚数を得点とし、5回で終了条件を満たさなければ得点0とする。得点の期待値を求めよ.

出典:京都大学 1997年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第5問

方針

終了回で場合分けする。最後のカードはスまたはミであり、それ以前にはもう一方とテだけが現れる。テの枚数ごとに数え、期待値を合計する。

解答

ゲームが回目で初めて終了する場合を考える。最後が「ミ」なら、それ以前の回には「ス」と「テ」だけが現れ、スが少なくとも1回必要である。最後が「ス」の場合も対称である。

とし、それ以前にテが回出る列の個数は、最後の種類を2通り選ぶことも含めて

である。各列の確率はで、得点はである。従って期待値は

一般に

であり、除くべきの項はだから

よって

5回までに終了しない列は問題の規則により得点0なので、上の和に追加する寄与はない。