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京都大学 1993年度
後期・文系数学 後期 第5問

問題

を中心とする半径1の球面上に3点がある.線分の中点をそれぞれとする.線分のうち少なくとも1つは長さが以上であることを証明せよ.

出典:京都大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第5問

方針

各点の位置ベクトルを単位ベクトルとみなし、中点までの距離を内積で表す。3本すべてが 未満と仮定すると3組の内積の和が小さくなりすぎ、 に反する。

解答

の位置ベクトルを とする。半径が1だから

中点 の位置ベクトルは である。

3本とも長さが 未満であると仮定する。すると

より 、従って

同様に

したがって

となり矛盾する。よって の少なくとも1本は長さ 以上である。