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京都大学 1992年度
文系数学 第1問

問題

(1) 直線と円の交点の座標を求めよ.

(2) 2つの実数のうち,大きい方をで表わす.(のときは,である.)次の不等式を満たす点の存在する範囲を図示せよ.

出典:京都大学 1992年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第1問

方針

(1)は から を求め, を2次方程式の2解として出すと対称に処理できる。(2)は とおき, は両方が5以下, は少なくとも一方が1以上,と分解する。図示では大きい円と直線 で切った領域から,小さい円内かつ の開いた部分だけを除く。

解答

(1)

である。 を用いると だから である。

したがって は2次方程式 の2つの解である。これを解くと である。よって交点は

である。

(2)

とおく。条件 を上下に分けて考える。

まず と同値である。すなわち である。

次に は, の少なくとも一方が1以上であることと同値である。したがって すなわち である。

以上より,求める範囲は を満たす領域のうち, を同時に満たす開いた部分を除いたものである。

図示すると,原点中心・半径 の円の内部および周上を直線 の下側に制限し,そこから原点中心・半径1の円の内部でかつ直線 の下側にある開いた部分を取り除く。境界 は条件を満たす部分では含まれる。