問題
原点を中心とする単位円周上に相異なる点,,,があってとなっている.このとき,,,はある長方形の頂点となることを示せ.
出典:京都大学 1991年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第1問
方針
任意の2点の位置ベクトルの和を と置く。単位円上で和が となる2点は、円と1本の直線の交点として高々2点に決まる。残る2点の和は なので、最初の2点の対蹠点になる。
解答
位置ベクトルを とする。 とおけば
単位ベクトル が を満たすとする。 と から
すなわち
従って は単位円と1本の直線との交点であり、その2点は である。
同様に、和が となる単位ベクトルの組は に限られる。よって
従って4点は2組の対蹠点からなり、対角線がともに直径で互いに二等分する。ゆえに は長方形の頂点である。