北海道大学 2012年度
文系数学 前期 第2問
- 試験区分
- 前期日程 第2次学力試験
- 対象
- 文系
- 分野
- 三角関数、関数
- 解法
- 置換、増減表、範囲評価
- 難易度
- 5 / 10 計算量 5 / 10 目安 —
問題
−2π≦θ≦2πで定義された関数
f(θ)=4cos2θsinθ+32cos2θ−4sinθ
を考える。
(1) x=sinθとおく。f(θ)をxで表せ。
(2) f(θ)の最大値と最小値,およびそのときのθの値を求めよ。
出典:北海道大学 2012年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第2問
方針
区間 −π/2≦θ≦π/2 では x=sinθ が [−1,1] を一対一に動くので、三角関数の最大最小を三次関数の最大最小に置き換える。cos2θ=1−2sin2θ で F(x) を作り、端点 x=±1 と停留点 x=0,−2/2 の値をすべて比較する。
解答
(1)
x=sinθ とおく。二倍角の公式より cos2θ=1−2sin2θ=1−2x2 である。したがって f(θ)=4(1−2x2)x+32(1−2x2)−4x であり、整理して f(θ)=−8x3−62x2+32 である。
(2)
−π/2≦θ≦π/2 では x=sinθ は [−1,1] を一対一に動く。よって F(x)=−8x3−62x2+32 の −1≦x≦1 における最大値・最小値を調べればよい。
微分すると F′(x)=−24x2−122x=−12x(2x+2) である。したがって停留点は x=0,x=−22 である。端点も含めて値を計算すると F(−1)=8−32,F(−22)=22, F(0)=32,F(1)=−8−32 である。これらを比較すると −8−32<22<8−32<32 となる。
よって最大値は 32 であり、そのとき x=0、すなわち θ=0 である。最小値は −8−32 であり、そのとき x=1、すなわち θ=2π である。