過去問データベース 過去問を探す

北海道大学 2005年度
文系数学 前期 第2問

問題

次の問いに答えよ.

(1) についての2次方程式が虚数解をもつような実数の値の範囲を求めよ.

(2) (1)で求めたの範囲での最小値と最大値を求めよ.

出典:北海道大学 2005年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第2問

方針

(1)は2次方程式の虚数解条件を判別式 として処理する。(2)では、(1)で得た の範囲が開区間であることに注意しながら、まず定積分を だけの3次関数に直す。あとは導関数の符号で増減を調べ、区間内の停留点 が実際に最小・最大を与えることを確認する。端点 は範囲に含まれないので、端点値を最大・最小として採用しない。

解答

(1)

方程式 の判別式を とする。虚数解をもつための条件は、実数解をもたないこと、すなわち である。ここで だから、 となる。よって であり、求める範囲は である。

(2)

を定数として積分すると

である。したがって であり、 における停留点は である。

導関数の符号は、 となる。よって で最小値を、 で最大値をとる。

実際、

であり、奇関数であるから である。したがって

である。