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北海道大学 1999年度
文系数学 前期 第1問

問題

面積1の三角形の各辺の長さをそれぞれとする.さらに,から直線へ下ろした垂線の足が線分上にあるとする.このとき,次の問に答えよ.

(1) とするとき,を,を用いて表せ.

(2) を最小にするを求めよ.また,そのときのの大きさを求めよ.

出典:北海道大学 1999年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第1問

方針

底辺を座標軸上に置き、垂線の足を使って辺の長さを二乗で表す。面積が1、底辺が2なので高さは1で固定され、未知量は実質的に だけになる。条件より であることを確認したうえで、求める式を の2次式に直し、平方完成で最小値を与える を求める。角度は、最小時の直角三角形 を計算すればよい。

解答

(1)

三角形の面積は であるから、面積が1であることより である。垂線の足 は線分 上にあるので、 とおくと である。

直角三角形 に三平方の定理を用いると である。したがって

よって、求める式は である。

(2)

(1)の2次式を平方完成すると

ここで であるから、条件 の範囲内で最小を与える。したがって、最小にする値は である。

このとき直角三角形 において である。 が線分 上にあるので は鋭角または直角であり、 を満たす該当角は である。

別解。 とおく。面積条件から なので、 である。余弦定理より

よって ここで とおくと であるから

したがって 、すなわち のとき最小で、 である。