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一橋大学 2023年度
文系数学 第2問

問題

を正の実数とする.つの曲線およびの両方に接する直線が存在するようなの範囲を求めよ.

出典:一橋大学 2023年度 前期 文系 第2問

方針

の接点を として接線を作る。その直線が にも接する条件を, との交点方程式の判別式が0である条件に直す。 と置くと となり,正の解の存在条件から の範囲を決める。

解答

上の接点の 座標を とする。 の傾きは であるから,この点における接線は

すなわち

である。

この直線が に接するためには,両式を連立して得られる二次方程式

が重解をもてばよい。判別式を0とすると

である。整理して

を得る。ここで では左辺が となり不可能なので, とおく。すると

が正の解をもつ条件を考えればよい。

この二次方程式は定数項が正で,解の和が である。したがって実数解をもてば2解はいずれも正である。よって必要十分条件は判別式が0以上であること,すなわち

である。これより

となる。 だから,求める範囲は

である。