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広島大学 2026年度
文系数学 第3問

問題

数列を満たす等差数列とする。数列

により定める。次の問いに答えよ。

(1) 数列の一般項を求めよ。

(2) 数列により定める。数列の一般項をそれぞれ求めよ。

(3) 数列の一般項を求めよ。

(4) を超えない最大の整数をとし,数列

により定める。を満たす最小の自然数を求めよ。また,が最小となるときの自然数を求めよ。

出典:広島大学 2026年度 前期 文系 第3問

方針

とおく指定をそのまま使い,を先に簡単にする。を考えて階差に直し,最後は偶数番目と奇数番目を分けて最小値を調べる。

解答

(1)

公差をとすると,であるからである。よりである。したがって

である。

(2)

とおくと,漸化式より

である。またであるから

である。よって

である。

(3)

(1),(2)よりである。したがって

である。を代入するとである。とおくと

である。より

となる。よってであり,も同じ式を満たす。したがって

である。

(4)

であるから

である。奇数番目について

である。これが正となる最小の

を満たす最小の自然数であるから,である。

また,偶数については

であり,整数で調べると最小値はのときのである。奇数番目は上の差の符号からまで減少し,その後は増加する。したがって奇数番目の最小は

である。より,が最小となるのは

である。