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東京大学 2007年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

平面の曲線上に1点 をとる。におけるの接線ととの共有点のうち、と異なるものをとする。またにおけるの接線ととの共有点のうち、と異なるものをとする。

(1) の座標をを用いて表せ。

(2) 三角形の面積をとし、線分および曲線で囲まれた領域の面積をとする。を求めよ。

(3) が直角となるようなを求めよ。

(4) (3)で求めたに対し、三角形の外接円の面積を求めよ。

出典:東京大学 2007年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

曲線を と媒介表示する。接点の 座標を として接線と曲線を連立すると、接点以外の交点の 座標は になる。(2)は三角形を行列式で、曲線を含む領域を に関する通常の定積分で求める。(3)は2ベクトルの内積、(4)は直角三角形の斜辺を使う。

解答

(1)

とおく。曲線上では だから

より、 における接線の傾きは である。この接線と曲線上の点 を連立すると

を得る。左辺は

と因数分解できるので、接点以外の交点では である。したがって

同じ関係を に用いると、次の交点の 座標は だから

(2)

より

直線 と直線 をそれぞれ で表すと

である。したがって領域を水平に切ると

よって

(3)

が直角である条件は、(2)の2ベクトルの内積が0となることである。よって

だから

(4)

(3)では が直角三角形の斜辺であり、外接円の直径になる。

を代入すると である。したがって外接円の半径の二乗は であり、その面積は

である。