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東京大学 2005年度
後期・理系数学 後期 第3問

問題

とし、の共通部分の面積をとする。

(1) を定積分で表せ。

(2) を求めよ。

(3) を最大にするを解にもつ整数係数4次方程式を求めよ。

(4) の2次方程式へ直せ。

(5) 最大にするを求めよ。

出典:東京大学 2005年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問

方針

円環の縦断面の高さを とし、 と考える。(1)(2)は端点が半径1・2の円をまたぐ位置で場合分けする。最大点は から求め、平方根を2回整理して4次方程式を得る。指定の置換は相反形を2次式へ下げる。

解答

円環の における縦断面の高さを

とする。

(1)

ストリップの位置により

である。

(2)

を用いると

なお での右微分は0である。

(3)

は増加し、 で減少する。したがって では は狭義に減少する。また

負の では では なので、最大点は にただ1つあり、そこで

が成り立つ。1回平方して整理すると

さらに平方して展開すると

よって求める方程式は

(4)

を代入した式を4で割ると

で割り、 を用いると

(5)

(4)から

最大点では だから であり、 である。よって

の正の解を選び、 へ戻すと

この値は で、平方する前の の式も満たす。したがってこれが を最大にする値である。